一意性制限解除等の事前申請に伴う競合時の手続き 1996年11月15日 日本ネットワークインフォメーションセンター 本文書は、一意性制限解除等の事前申請に伴う同一ドメイン名の競合を解決す る手続きについて述べます。 1(協議) 同一ドメイン名について複数の申請の競合があった場合には、JPNIC から各申請者に対して競合する申請を行った申請者名、連絡担当者名など必要 な事項をお知らせしますので、申請者間で協議を行なって下さい。この間は、 当該ドメイン名の登録を保留します。 2(申請書等の提出) 上記申請者は、当該申請書に署名押捺し、 1997年1月15日(必着)までにJPNIC宛に持参または郵送にて提出して下さい。 申請書の提出の際には、以下の書類を添付してください。 なお、期限内に提出がなかった場合は、申請を取り下げたものとみなします。 (1) CO.JPの申請者:申請組織の登記簿謄本および代表者の印鑑証明書 (2) OR.JPの申請者:申請組織が法人の場合は、登記簿謄本および代表者の 印鑑証明書 権利能力なき社団の場合は、署名押捺のある設立総会 議事録および、代表者の印鑑証明書 (3) NE.JPの申請者:ネットワークを運用しているという旨の申述書 および、 申請組織が法人の場合は、登記簿謄本および代表者の 印鑑証明書 権利能力なき社団の場合は、署名押捺のある設立総会 議事録および、代表者の印鑑証明書 運用者が個人の場合は、住民票と印鑑証明書 または、JPNICが指定する書類 (4) AD.JPの申請者:同上 3(合意書等の提出) 次の文書のいずれかひとつの提出があった場合には、 ドメイン名登録留保は解除し、JPNIC は、当該の文書に定める申請者に対し てドメイン名の登録を行います。 (1)競合ドメイン名登録合意書: 競合する登録者すべてにより協議が行なわれ、登録者の確定が合意された 場合、競合ドメイン名登録合意書の提出を行なって下さい。 登録者は、競合ドメイン名登録合意書で指定された申請者となります。 なお、競合ドメイン名登録合意書には、競合する登録者全員が署(記)名、 押捺(実印)を行なってください。 (2)抽選合意書: 競合する登録者すべてにより、JPNIC が指定する方式による抽選により登録 者を確定することを合意された場合、抽選合意書の提出を行なって下さい。 登録者は、抽選に当選した申請者となります。なお、抽選合意書には、競合 する登録者全員が署(記)名、押捺(実印)を行なってください。 (3)確定判決または調停調書、仲裁判断書: 競合する相手方に対して、当該のドメイン名を含む営業表示、商号等の使用 を禁止する確定判決または調停調書、仲裁判断書、その他確定判決と同一の 効力を有する文書の正本または謄本の提出を行なって下さい。 登録者は、当該の文書により相手方に対して使用禁止を認められた申請者と なります。 添付書類:当該の正本または謄本の写し(正本または謄本はJPNICの確認手続 きが完了した場合には返却します) 4(協議の継続) 1997年3月31日までに上記3に定める文書の提出がない場合、 JPNIC は競合するすべての申請を却下します。ただし、別途定める様式の協議 継続合意書が提出された場合には、一年を限度として協議期間の延長を認めま す。JPNICが特に認めた場合を除き、協議期間の再延長は行なえないものとし ます。 5(申請の却下) 前項により申請が却下された場合、JPNIC は却下の決定の翌 日から満1年、当該のドメイン名の登録申請は受理しないものとします。 6(JPNICの対処) JPNIC は、競合する申請者間における和解の斡旋、仲裁そ の他の仲介は行いません。 以 上